特徴は?予約方法は?利用者が教えます!
私が初めて桐ヶ谷斎場に訪れたのは、知人が突然亡くなったという知らせをもらったときでした。しばらく入院していたとは聞いていたのですが、若くして大腸がんにかかり、気づいたときにはあちこちに転移していたのだそうです。故人は、私と同じ大学の出身で、アパレル会社のデザイナーをしていました。時々、パーティーで会う程度で、それほど親しいわけではなかったのですが、あるときにちょっと長く話しこ むことがあり、自分のオリジナルブランドを立ち上げるのが夢だと話していたのが、とても印象に残っています。
忙しい人で、また活動的でもあり、仕事で徹夜もよくしていました。見た目にもとてもおしゃれで垢抜けた人で、こういう人が、そのうち有名になるんだろうなと、漠然とイメージしていました。あんなに一生懸命取り組んでいたのにと思うと、なんだかやりきれない気分でした。
葬儀が行われたのは、まだ斎場が開設されたばかりの頃だったと思います。新しくてとてもきれいで、ロビーを入るとまるでホテルのようで、とても驚いた覚えがあります。あわてて駆けつけたので、何も用意ができておらず、お香典が必要だったとかいったことを着いてから気づくような状況。場所もわからず、とりあえず仕事先からタクシーで駆けつけました。
助かったのは、都内の便利な場所にあるので、時間をかけずに到着できたこと、また、館内に売店があって、お香典袋や黒いストッキングなどを買えたことです。そのおかげで、失礼のないように身を整えることができました。いいかげんな身支度では、彼女に対して恥ずかしいですから。遺影の彼女はとても美しくて、こういう言い方は変ですが、亡くなってかわいそう、という気がしませんでした。別のところへ旅立って行った、それを見送りに来たというイメージです。それから何度か別の件で行きましたが、このときの印象が強く残っていて、故人を送るにふさわしい場所だと思います。